青少年・女性の、自立・就労支援のための職業訓練校、カンボジア日本友好技術教育センター(Cambodia-Japan Friendship Technical Education Center)を
シェムリアップ市内の小脱稿と同じ敷地内に建設・開校しました。
日本から技術指導ボランティアを派遣し、学生及び指導者の育成を行っています。
アジアの未来を担う人材に育成には、教育環境の整備が必要です。 技術的な知識だけではなく、ホスピタリティの心も広めながら、様々な分野で活躍する人材を育成します。
私は今、昼間はこの学校で料理を勉強して、夜間は「元気屋」という日本料理レストランでアルバイトをしています。
昼間に学校で学んだことを、夜間のアルバイトで活かしながら、毎日勉強の毎日です。夢は、いつか自分のお店を持つこと。
同じ夢をもつ仲間と、将来はこうしたい、こうした技術を覚えたいなど目標を語りあっています。
この技術学校ができるまでは、自分がこのような夢を持てるとは思いませんでした。
家族のためにも一生懸命に勉強して、働いて、夢を叶えたいと思います。
カンボジアでは、学校に行けずに児童労働に従事する子どもの割合が19%※と、高い水準にあります。
教育を受けられないことで、その後、従事できる職業が限られてしまうため、専門職・技術職及び事務職、管理職など専門知識を必要とする国内産業が伸びず、雇用やその人材育成は外資企業頼みという状況がみられます。
職業訓練等で専門知識を身に着ける機会を増やすことができれば、やがてカンボジアの国内産業の成長にもつながるでしょう。
※出典:ユニセフ世界子供白書2017より
カンボジア日本友好技術教育センターの生徒さんのようすをご覧ください。
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日共生フォーラムでは、カンボジア日本友好技術教育センターで短期・長期で子供たちに手に職をつけるための指導をいただけるボランティアも募集しております。
日本のものづくりの技術と心を伝授いただける方、カンボジアの未来のために一緒に汗を流してみたいとお考えの方は、まずはお問合せください。